【プレスリリース】東北大学と資源リサイクルの共同研究を開始

ビッグデータで未来のリサイクル・ステーションをデザイン
資源リサイクルの行動分析に関する共同研究を開始いたしました。

【発表のポイント】
•全国のスーパー等小売店舗に設置された回収ステーションの利用データ(約350ヶ所、延べ約600万人)を活用し、リサイクル行動のメカニズムを解明
•人間行動科学に基づく未来のリサイクル・ステーションをデザイン・実用化
•「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標12・目標14・目標17に貢献

【概要】
 2020年4月1日より、国立大学法人東北大学、SKグループ、株式会社4510デザイン事務所は、ペットボトルや古紙などの資源リサイクル行動促進に向けた共同研究を開始しました。
 本研究は、スーパーなど全国の小売店舗に設置された約350ヶ所(2020年3月末時点)の資源回収ステーションが記録した、延べ約600万人のユーザーの利用データ等を活用し、資源リサイクル行動の背後にある心理的・経済的・社会的メカニズムの解明に取り組みます。また、分析結果に基づき、2022年度までに、人間行動科学に裏付けられた新しい資源回収ステーションをデザイン、社会実験を通じて新ステーションの実用化につなげます。
 本研究は、プラスチックスマート社会に向けた東北大学の取り組みの一環であるとともに、資源利活用の新たな地域モデルの構築に向けた産学連携プロジェクトの第一弾でもあります。また、資源回収率の向上や財政支出の削減等を通じて、政府・自治体の循環型社会関連施策に資するほか、海洋プラスチックごみの削減は海洋生態系の保全にも役立つなど、2030年までの「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にも貢献することが期待されます。



(詳細)プレスリリース記事へリンク