TOP > > 阿部 宏
- 所 属:
- 資源リサイクル2課【2021年8月現在、㈱ステップスナインにて活躍中】
- 好きな食べ物:
- 卵料理(目玉焼き、オムライス等)
- 趣味:
- 資源回収
- 資源回収プロジェクトを一言で言うと:
- 各課のスペシャリスト集団
今回は、阿部さんが所属している「集団資源回収プロジェクト」について、詳しい話を聞きました。
このプロジェクトが発足した経緯・目的について教えてください。
集団資源回収の業務に対する取組みやすさ、そして何より働きやすい環境にしようということで発足しました。集団資源回収とは、子供会や町内会などで集めた古紙類をはじめとするリサイクル可能な物を回収する業務です。
当社の組織として集団資源回収の業務を専門的に行っている部署がなく、普段はダンボールや産業廃棄物などの回収を行っている社員たちが分担して対応しています。そのため、回収を担当する社員にとっては専門業務外の不慣れな業務となるため、「見慣れない場所で、道を通るのが不安」といった悩みを抱えている社員が多くいます。そのような悩みを一つ一つ取り除くことで、社員の働きやすい環境を作っています。
また以前は、集団資源回収の予定組みや、役員様とのやりとりを担当者が一人で対応していました。普段自分が所属している部署の仕事もあるため、同じ部署の仲間に迷惑をかけたり、役員様とのやりとりを迅速に対応できなかったりといった問題が発生していました。現在は、集団資源回収の運営に携わる担当者が複数人おり、役割を分担していますので、このような問題は改善されました。資源回収プロジェクトが発足してからは、ドライバーにとっても、私たち集団資源回収担当者にとっても、働きやすい環境になったと感じています。私は社内で働きやすい環境を作ることが役員様に安心していただけることに繋がると信じています!
エピソードを教えてください。
社員へ集団資源回収の知識を向上するために勉強会やテストを行った話をします。勉強会やテストを行うにあたり、まずはプロジェクトメンバーの知識を深めようということから始めました。みなさん!日本で初めて資源回収をモデル都市行ったのは、どこの市町村か分かりますか?実は、仙台市がモデル都市なんです!!そのような成り立ちや回収して良いもの、ダメなものなどを学びました。その後、テストを実施して理解度の確認を行ったのですが、予想以上に良い結果になり大変嬉しく思いました。
また、ある社員から「回収中に役員様から質問を頂き、勉強会で学んだ知識を活かして返答できました」といった報告をもらいました。実際にこのようなことがあると、プロジェクトメンバーとして、勉強会やテストを行って本当に良かったと感じています。
仕事内容について教えてください。
仕事内容としては、資源回収の予定組みを担当しています。団体様によって回収日や回収希望時間が異なるので、なるべく希望時間に伺える様に予定しています。場合によっては希望時間に伺えないこともありますが、前日にお電話させていただいており、到着時間をお伝えします。朝はドライバーとのコミュニケーションの一環として、出発前にミーティングを行います。ミーティングの場で各お客様先の危険箇所や、前回からの変更点等あれば発信し、全員で共有しています。
また、ドライバーに役員様の地図を基に作成した地図を持たせています。その地図には、ただ周辺地図を載せているだけではなく、危険箇所であったり、注意点等も載せているのですが、その修正の取りまとめも行っています。
プロジェクトメンバーで月に一回定例会を行っており、そこでは集団資源回収中の出来事や今後の取り組みなどを話し合っています。
始まってから今までの成果等について教えてください。
プロジェクトが発足する前、上記の内容の業務を私が担当していました。普段は自分の課の仕事がありその仕事をやりつつ集団資源回収の仕事も行っていました。その結果、所属している課のメンバーに迷惑をかけたり、役員様からの問い合わせに迅速に対応できなかったことが多々ありました。プロジェクトが発足してからは、メンバーの役割を決め、業務の分散化により所属している課の仕事に多くの時間を使えるようになり、役員様への問い合わせにも迅速に対応できるようになりました。また、エピソードの部分でも話しましたが、役員様の質問に受け答えする等、社員の知識が向上しているのも大きな成果になっています。
今後の展望について教えてください。
社内全体の業務としての基軸作りをしていきたいと思っています。次の一歩として、プロジェクトメンバーを増やしていきたいと思っています。現状では、各課から一名ずつの集いプロジェクトを構成していますが、メンバーを増やすことで、今以上にドライバーからの意見や悩み等に迅速に対応できるようにしていきたいです。ドライバーによっては「集団資源回収は知らないところにいくから迷いそうで怖い」といった不安があり、そのような不安を抱えたまま回収に出ると、ミスや事故の危険性が増すと思います。最終的には役員様や近隣住民の方々に迷惑をかけてしまうので、そのようなことに迅速に対応していきたいです。また、更なるレベルアップをはかり、役員様により安心していただけるようにしていきたいです。
インタビューを終えて
今回は、「資源回収プロジェクト」のインタビューとして阿部主事にお話しを聞かせていただきましたが、私は直属の上司ということもあり、日頃から仕事している様子を見ていました。このプロジェクトが発足する前は、よく頭を抱えていた印象が残っています。ただ、このプロジェクトが進んでいくにつれて、メンバーの協力もあって、良い方向に向かっていたようです。私自身も現場での回収の際に勉強会をしていただいたおかげで、役員様からの疑問・質問に対してスムーズに受け答えができるようになりましたし、回収もやりやすくなりました。ドライバーの意識も上がったため、回収が大変な人を気に掛けたり、フォローをするなど実際に目に見えて、意識が向上しており着実に働きやすい環境に向かっているのではと感じます。
ご協力ありがとうございました。
(小野寺 勇斗)
- トップページ
- 会社概要
- ラッキーナンバー名刺
- 事業紹介
- サービス概要
-
【回収/処理業務】
- 産業廃棄物収集運搬
- 古紙回収
- 集団資源回収
- 一般廃棄物収集運搬・処理
(事業・家庭) - ビン・カン・ペットボトル回収
- 機密文書回収
シークレットキング - 機密文書回収
シークレットボックス -
【中央処理施施設】
- 仙台港センター
- 中央センター
-
【他】
- 有価物買取
- リサイクルステーション
- エコキャップ運動
- 廃棄物管理コンサルティング
- 車両紹介